1人×38年と2人×19年

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「子持ちは早期リタイアできないって誰が言った?」で、はるのすけは考えました。

伝統的な専業主婦世帯では、一人×38年分の収入で暮らすところ、二人フルタイムなら2人×19年で同じじゃないか。これはすごい発見!共働き万歳だ!40代でリタイアできるかも!わーい。

でもよく考えると、この2つは全く同じではありません(当たり前?)

日本でも年功序列制が崩壊してきているとはいえ、まだ現実的には年齢を重ねるほど給与が高い傾向はあるでしょう。計算を簡単にするために、40年と20年で比べてみます。

完全年功序列制のネンコー社の、新卒の年収は300万円です。毎年10万円ずつ昇給します。新卒でネンコー社に入ったAさんは40年間つとめあげ、退職した年には年収が700万円でした。Aさんの平均年収は500万円。生涯賃金は2億円です。

Aさんと同期入社のBさんとCさんは、社内結婚しました。二人とも20年間働き、揃って早期退職しました。退職した年の年収は500万円でした。BさんCさんの平均年収はそれぞれ400万円、生涯賃金は8000万円です。夫婦合わせた生涯賃金は1億6000万円です。

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BC夫妻はAさんと同じ40年間分働きましたが、Aさんより2割も少ない賃金しかもらえません。

キャリアの前半で得られる収入は後半で得られる収入より少ないからです。

この点では、Aさんの方がずっと有利です。コツコツと積み上げて昇給していったのに、賃金の高い後半部分を放棄するなんてもったいない、と考える人も多いでしょう。

一方で、BさんCさん夫婦の方が圧倒的に有利な点があります。

それは、生涯賃金を前半にもらえることです。20年働いた時点では、Aさんは8000万円しか稼いでいないのに対し、BC夫婦は1億6千万円既に稼いでいます。この8000万円の差と時間をフル活用して、つまり余裕資金を投資に回すことによって、2割の差をカバーすればよいのです。

結論:やっぱり40代でリタイアできそう。わーい。

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